地域に眠る多様な魅力や課題を「多面的価値の通訳」として掘り起こし、市民一人ひとりの主体性を引き出すことで、まちづくりの“質”そのものを高めていきます。例えば「ロゲイニング」で得た発見やエピソードをデジタルマップや地域通貨「なっぺ」を通じて共有・活用することで、市民同士や企業、自治体が新たなコラボレーションを生み出し、地域全体の経済・文化・社会の活性化を後押しします。
さらに、インターンシップ制度や職業紹介によって若者世代が地域を深く知り、共感する機会をつくることで、次世代を担う人材が主体的に関わる流れを育成。こうした取り組みの積み重ねが、住民主体の自己組織化を促し、多面的な価値が地域内外に広がることで、新たなアイデアと可能性が連鎖的に生まれる未来を目指しています。